視点・解説体育の着替え調査、記者が面食らった問い 小学校の「男女同室」問題田渕紫織印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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【記者コラム】取材考記 「えっ、いまだに?」という驚きから、始まった。 4年前、プール授業のとき男女同室で着替えている小学校の例を複数聞き、解消されるべきだと考えて記事にした。ただ、全国でどの程度あることなのかが分からなかった。メディアも国も、調べていなかった。 ならばと今年5~6月、全ての県庁所在地と政令指定市、東京23区の教育委員会へ、同僚とアンケートをした。 計74市区の結果を見ると、体育のとき男女で一緒に着替えている小学校があると答えた自治体は、約半数。想像以上に多かった。1、2年生が全体の7割だったが、3年生以上でも3割近くあった。国は指針で、学年にかかわらず男女別での着替えを求めているのに、だ。調査した74市区の全部の結果を一覧表で報じると、大きな反響があった。【独自に調査】小学校の着替え、全国の主要自治体を調べた結果は 「なぜ、いまだに?」。自治体に取材を重ねても、納得できる理由は聞けなかった。学校のスペース不足や更衣室へ移動する時間不足、着替えを見守る教員不足を挙げるところが多かったが、仕切りを作ったり同じ教室を時間差で使ったりして解消している例もあったからだ。 着替えの時間が足りないなら長くとればいい。取材した元校長は「運用でいくらでも工夫できるはず」と指摘していた。さらに「そもそも、分ける必要があると思っている教員が少ない」と話していて、衝撃を受けた。この優先順位の低さは、保護者の感覚とも乖離(かいり)していないか。「なぜ?」問われ、面食らった 取材だけでなく編集の過程で…この記事は有料記事です。残り1094文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人田渕紫織編集委員|週刊アップデート編集長専門・関心分野災害復興、子ども関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする