ベイルート:国連平和維持部隊は火曜日、今月、イスラエルの占領下にあるレバノン南部の国境沿いの村で、主に硝酸アンモニウムからなる約4トンの爆発物を発見したと発表した。7月2日、フーラ近郊での「定期的なルート点検」中に、「平和維持部隊は建物内に放置されていた385個のコンテナを発見した。その中には、主に硝酸アンモニウム化合物からなる約4,000キログラムの爆発物が含まれていた」と、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)は声明で述べた。UNIFILの専門家らは「その後、現場で処理作業を行い、物質を不活性化して安全を確保し、それがもたらすリスクを排除した」。この件に詳しい情報筋は、匿名を条件にAFPに対し、コンテナにはヘブライ語の文字が記されており、「おそらく爆破作業に使用されていたものと思われる」と語った。フーラは、レバノン国内に約10キロメートル(6マイル)ほど深く入り込んだ国境沿いの地域の一部であり、ここには、ヒズボラとの最近の戦争中に侵攻したイスラエル軍が展開しており、住民に対して帰還しないよう警告している。イランの支援を受けるヒズボラは3月2日、テヘランを支持してイスラエルに向けてロケット弾を発射し、レバノンを中東戦争に巻き込み、これによりイスラエルによる大規模な空爆と地上侵攻が引き起こされた。先月、この地域紛争に関する米・イラン間の覚書や、レバノンとイスラエル間の別の枠組み合意が締結されて以来、暴力は減少しているものの、レバノン側は、国境沿いの村や町でイスラエルによる建物の破壊や爆破が依然として続いていると報告している。レバノンの国営通信社「ナショナル・ニュース・エージェンシー」は、今月、フーラでイスラエルによる爆破が4回行われたと報じている。7月8日、フーラ市当局は、「住宅、公共建築物、私有財産を焼き払い、爆破し、破壊するというイスラエルという敵が行っている犯罪を、最も強い言葉で非難する」と声明を発表した。肥料や爆薬として使用される硝酸アンモニウムは、レバノンにおいて悲惨な記憶を呼び起こす。2020年8月4日、ベイルート港で、長年にわたり無造作に保管されていたこの化学物質の備蓄が爆発した。この爆発により220人以上が死亡、6,500人以上が負傷し、首都の広範囲が壊滅的な被害を受けた。AFP