参院内閣委で国旗損壊処罰法案が可決され、一礼する法案提出者の松野博一元官房長官(中央)ら=2026年7月16日午後3時19分、岩下毅撮影

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高市早苗首相が強い意欲を示す国旗損壊処罰法案が16日、参院内閣委員会で可決された。参考人として聴取した憲法学者から「違憲」との指摘があがり、処罰対象の線引きのあいまいさについて懸念が多く残ったまま、「論点は出尽くした」(法案提出者)として採決に持ち込まれた。国旗損壊処罰法案、参院委で可決 野党4党が質疑継続を求める中【識者は】「後出しジャンケン的解釈」 憲法学者が「違憲」指摘【文化人は】「逮捕者一号は僕かな」 現代美術家・会田誠さんの思い 「2人の憲法学者が違憲立法だとはっきり言った。専門家の指摘は極めて重い。このまま進めていいのか」 立憲民主党の杉尾秀哉氏がこの日の委員会で、問いかけた。法案提出者の塩崎彰久氏(自民党)は「国旗を大切に思う国民感情の保護という社会全体の重要な利益を守るために、罰則を設ける必要性が高い」と反論。「必要かつ合理的な規制であり、表現の自由を保障する憲法に違反するものではない」との認識を示した。 衆参の審議を通して浮き彫りとなったのは、処罰対象のあいまいさだ。党内含め「20時間以上審議」「あまりにも少ない」 その一つが「国旗」の定義を…