深掘り小陳勇一印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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温水洗浄便座「ウォシュレット」などで知られる住宅設備大手のTOTOが、半導体関連の企業としても存在感を示している。2026年3月期決算では、半導体製造装置向けの部材を中心としたセラミック事業の営業利益が、初めて住宅設備事業を上回った。カギとなったのは衛生陶器づくりで培った技術力だ。 TOTOの26年3月期のセラミック事業の売上高は674億円で、会社全体の1割に満たない。しかし営業利益は289億円と、主力の住宅設備事業の280億円を上回り、全社の5割強を占めた。世界的なAI(人工知能)投資の拡大で半導体需要が高まったことが追い風だ。27年3月期も、セラミック事業の営業利益は365億円と、さらに3割近く増える計画だ。 TOTOのセラミック事業の主力製品は「静電チャック」。半導体製造装置内で、シリコンウェハーを静電気の力で固定する特殊な台だ。装置内は、腐食性ガスがプラズマ化した過酷な環境にある。原料を調製して焼き上げるという、衛生陶器と同じプロセスを経て生産される静電チャックには、TOTOの技術力が生かされ、高い耐久性と信頼性で、世界シェア2位を誇る。 メモリー半導体は記憶容量を…この記事は有料記事です。残り392文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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