現場から2026年7月11日 14時22分ロサンゼルス=岩佐友印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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(サッカーワールドカップ〈W杯〉北中米大会 準々決勝 スペイン2―1ベルギー) 延長戦に突入か、という空気が漂っていた後半43分だった。 スペインのDFクバルシがミドルシュートを放つ。GKラマンスが捕り損ねた球に、途中出場のFWメリノが誰よりも早く反応し、ゴールを陥れた。 「相手がミスをするかもしれないと信じ、常に集中を切らさないようにしていた」 後半追加時間に均衡を破ったポルトガル戦に続き、殊勲のゴールとなった。貧困地区のヤマルを救った「10ユーロ」 麻薬、不法占拠の町は一変 スペインにとっては難しい展開だった。 前半41分に同点に追いつかれ、前回カタール大会のグループステージ(1次リーグ)日本戦で「三笘の1ミリ」からMF田中碧に決められた失点を最後に続いていたW杯での連続無失点記録が650分でストップした。 得意のパスワークで崩し切れない。FWヤマルがドリブルで打開を試みるも、ベルギーの粘り強い守備に阻まれる。じれったい時間が続く中、攻撃的な交代カードを次々と切っていた。 スーパーサブとして最高の結果を出した30歳のメリノは取材エリアで胸を張った。 「これは偶然ではない。準備を整えて挑戦し続ければ、起こり得ることだ」 ベルギーは正GKの守護神クルトワが負傷交代していた。その状況を見逃さなかった。 ロイター通信によると、W杯の決勝トーナメント2試合で、途中出場から決勝点を挙げた史上初めての選手だという。 この日の先取点は、グループ(1次)リーグ初戦以来の先発となったMFルイスが決めた。誰がどんな場面でピッチに立っても活躍できる。 デラフエンテ監督は選手たちの姿勢を評価する。 「誰が先発するかは問題ではない。プレーできるのは11人だけだが、全員がそのことを理解し、その時々で自分の役割を果たしている」 「チームとしての強みは、世界最高の選手たちを擁していることだけでなく、最高の人格者たちがそろっていることだ」 優勝した2010年大会以来の4強入り。24年3月から続く連続無敗記録は36に伸びた。準決勝では、ここまで圧倒的な強さを示しているフランスと対戦する。 メリノは意気込んだ。 「目指してきた舞台だ。勝利をつかみ取りたい」 欧州王者が26人の総力を結集し、最大のライバル・フランスと相まみえる。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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