2026年7月6日 16時12分枝松佑樹印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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小惑星探査機「はやぶさ2」が、地球から約1億キロ離れた小惑星「トリフネ」と超高速ですれ違いながら観測する「フライバイ探査」に成功した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が6日、発表した。新たな小惑星について理解が進むだけでなく、小天体の衝突から守る技術にもつながると期待される。 はやぶさ2は2014年12月に打ち上げられ、地球から約2億8千万キロ離れた小惑星「リュウグウ」へ18年6月に到着。小型ロボットや着陸機を送り込み、20年12月にリュウグウの石や砂を入れたカプセルを地球へ届けた後、次の探査へ出発していた。 JAXAによると、トリフネは、太陽の周りを回りながら地球に近づく軌道を持つ「地球接近小惑星」の一つで、長いところで700~800メートルほどの大きさだ。はやぶさ2は7月5日午後6時30分ごろ、トリフネと秒速約5キロ(相対速度)ですれ違うことに成功した。トリフネの中心から約800メートルの位置を通過する計画だったが、実際の距離を推定できなかったため、今後解析していくとした。 探査の目的の一つは惑星科学だ。初代「はやぶさ」が探査した小惑星「イトカワ」やリュウグウなどと比べることで、小惑星の多様性や進化の理解が進む。 もう一つは、「プラネタリーディフェンス(地球防衛)」への貢献だ。小惑星の近くを超高速で通過する技術は、地球に衝突するおそれのある危険な小天体が見つかったときに探査機を送り込み、場合によっては衝突させて軌道を変えるような対策の基礎になる。 はやぶさ2は今後、31年の到着をめざす超小型小惑星「1998 KY26」に向けて飛行を続ける。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人枝松佑樹くらし科学医療部|宇宙担当専門・関心分野医療・科学の調査報道関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする