ストーリー高まる国防意識、女性も射撃練習 「戦時の準備」隣国ロシアの脅威にバンター=花房吾早子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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現場へ! フィンランドと核兵器(4) 銃を触り、解体し、洗浄液を染みこませた綿棒や布で汚れをとる――。5月、フィンランド南部バンターの緑に囲まれた建物で約1時間の講習があった。 集まったのは7人。通信、エネルギー、雑貨販売……。様々な職業の人たちが世間話をしながら、わきあいあいと作業を進める。 バンター予備役協会が会員を対象に行う訓練の一つ。屋内外での射撃練習、大会への出場などの機会を年間を通して提供する。会員は約2千人。スウェーデンやベトナムからの登録者もいる。 指導役のアンティ・ケトゥネンさん(49)は、「趣味で始める人も多いけど、これはいざ戦争となったときに銃で敵を撃てるようにするための準備だ」と話す。現在は特に、ドローンを撃ち落とす訓練に力を入れている。 フィンランドでは18歳以上の男性に兵役義務があり、女性も志願できる。そのうち予備役とは、軍務を終えて民間の生活に戻った人。非常時に招集に応じる義務がある。兵役義務は65歳に引き上げ その数は約90万人。今年から兵役義務の上限年齢が65歳に引き上げられたことに伴い、予備役は2031年までに100万人に達するとされている。 欧州では1990年代から2000年代にかけ、兵役義務を廃止する国が相次いだ。冷戦終結や軍の近代化などが理由だ。 一方、フィンランドは兵役義務を国防の基礎と位置づけ、維持してきた。 こうした国の制度を草の根で…この記事は有料記事です。残り769文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人花房吾早子ヨーロッパ総局員|EUやNATOなど専門・関心分野戦争、核兵器、ジェンダー、LGBTQ+関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする