当局によると、アル・ナベク地区で押収され、容疑者1人が逮捕された
ロンドン:シリア当局は水曜日、レバノンからアル・ナベク地区へ違法なアンフェタミン系薬物「カプタゴン」を大量に密輸しようとする企てを阻止したと発表した。国営シリア・アラブニュース(SANA)が当局筋の話として報じたところによると、麻薬取締局はリフ・ディマシュク県の国内治安司令部と協力し、83万2000錠のカプタゴンを押収するとともに、容疑者1人を逮捕した。当局によると、容疑者と押収された薬物は、法的手続きのため司法当局に引き渡されたという。アル・ナベクは、シリアの砂漠に近いアンチ・レバノン山脈の東端に位置しており、この地域は長年にわたり国境を越えた密輸の主要なルートとして機能してきた。長年にわたり政権を握っていたバッシャール・アサド大統領の失脚以来、地域におけるカプタゴン取引におけるシリアの役割は変化したと報じられている。アサド政権は、このアンフェタミン類似薬物の製造および密売から利益を得ていたと広く非難されていた。アフマド・アル・シャラア大統領が率いる暫定当局は、「麻薬のないシリア」の実現に向け、自らが「あらゆる合法的な手段」と呼ぶ方法を通じて、麻薬密輸との闘いを継続すると誓っている。国連は昨年、2024年12月8日のアサド政権崩壊以降、シリアにおける大規模なカプタゴンの生産は阻止されたと述べた。それでもなお、大規模な押収は続いている。「ノース・プレス・エージェンシー」によると、6月25日、シリアはヨルダンとの国境にあるジャベル検問所で、ヨルダンの麻薬取締当局との合同作戦により、約15万錠のカプタゴンを押収した。12月、国連薬物犯罪事務所(UNODC)は、アサド政権崩壊以降、アラブ地域全体で少なくとも1億7700万錠のカプタゴンが押収されたことを確認したと発表した。同機関によると、湾岸諸国が依然として主要な仕向け先市場であるものの、いくつかの国では供給不足が見られ始めているという。先月、サウジ国営通信(SPA)は、サウジアラビア当局が同王国北部国境地域で、砕石機の中に隠されていた140万錠以上のアンフェタミン錠剤を押収したと報じた。






