ベンヤミン・ネタニヤフ首相をはじめとするイスラエル当局者は、レバノン南部からの部隊撤退を繰り返し否定している

エルサレム:イスラエルの国防大臣は水曜日、イスラエル軍はレバノン、シリア、ガザに設置された自称「安全保障地帯」に留まり、撤退の期限は設けないと述べた。「イスラエル国防軍(IDF)は、ジハード主義勢力から住民や地域社会を守るため、レバノン、シリア、ガザの安全保障区域に無期限に駐留し続ける」とイスラエル・カッツ氏は述べた。「我々は安全保障区域から撤退することはない」と、カッツ氏は2006年のレバノン戦争で戦死したイスラエル兵士を偲ぶ式典で述べた。カッツ氏はまた、イランに対する以前の警告を繰り返し、レバノンでの作戦をめぐってイランがイスラエルを攻撃した場合、同国は「全力を挙げて」攻撃されると述べた。イスラエルとレバノンは金曜日、両国間の和平への道を開き、イランが支援する過激派組織ヒズボラの武装解除を図るため、米国の仲介の下で枠組み合意に署名した。ベンヤミン・ネタニヤフ首相を含むイスラエル当局者は、イスラエル軍がヒズボラの戦闘員と衝突を続けているレバノン南部からの部隊撤退を繰り返し否定している。彼らは、レバノン全土でヒズボラの武装解除が完了して初めて、部隊の撤退が行われると主張している。ヒズボラは3月初旬、米国とイスラエルによる空爆でイランの最高指導者が殺害されたことへの報復として、イスラエルに向けてロケット弾を発射し、レバノンを中東戦争に巻き込んだ。これに対しイスラエルは、大規模な空爆とレバノン南部への地上侵攻で応戦した。レバノン保健省によると、戦争勃発以来、イスラエルの攻撃により約4,300人が死亡している。イスラエル軍は、3月初旬に戦闘が始まって以来、レバノンで兵士38人と民間契約業者1人を失ったとしている。またイスラエルは、長年の支配者バシャール・アサドが打倒されて以来、シリア南部で非武装地帯の確立を目指すとして、同国への度重なる侵攻や爆撃を行っている。ガザ地区では、イスラエル軍が領土の70%近くを占領している。パレスチナのイスラム主義組織ハマスとイスラエル軍は、昨年10月から発効している停戦協定の違反について、互いに非難し合っている。AFP