2026年6月29日 18時30分富岡万葉印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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上方落語協会が6月29日、天満天神繁昌亭(大阪市北区)で新体制の披露会見を開いた。総会・理事会で、笑福亭仁智が会長に、桂米団治が副会長に再任され、桂文枝が最高顧問に就任。さらに、桂南光が32年ぶりに協会に復帰した。繁昌亭20周年を9月に控え、出席者からは若手の育成を意識した発言が目立った。 5期目となる仁智は「コロナ禍からの完全復活、さらなる成長を目指す。協会員一丸となって取り組んで、次の世代につなげたい」と新体制を説明。南光と弟子の桂南天、孫弟子の桂天吾の協会入りに「大きな戦力」と期待を寄せた。「復帰に反対するような人はみんな…」 南光は、師匠の桂枝雀ら一門8人で協会を脱退した1994年を振り返り、「ずさんな協会で、師匠が『わしらだけ辞めようか。(協会に)世間が注目するやろ』と、半分シャレで辞めたんです。で、全然注目されなかった」と苦笑い。 文枝からは何度も復帰を呼びかけられたが、枝雀亡き後に「勝手に戻れない」と固辞してきた。最近、噺家(はなしか)でない人物から「弟子たちのことを考えたら戻るべきや」と言葉をかけられ、復帰を決意したという。 「理事会で皆さんがOKしてくださったと。反対するような人はみんな亡くなってしまったようですね」と笑いを誘った。「協会員としてお役に立てれば」と意気込み、詳細が伏せられている20周年企画で「トリ」だと口を滑らせた。 繁昌亭ができて20年。来春には協会設立70周年を迎える。仁智は、若い世代の成長に手応えを感じていると語る。一方で、人数が増えても客前に出る頻度を保つ必要があるとし、動楽亭(大阪市西成区)の空き日に協会主催の寄席公演を開く考えを明らかにした。 文枝は「若い人が本当に育っているかはちょっと疑問に思ってる」と吐露。自身が20代の頃の層の厚さを振り返り、「20周年を機にあの勢いを若い人に持ってほしい」。南光も「本人のやる気ですね。お客さんの前で踏む場数が増えれば、自然とすごい人が増えてくるんじゃないか」と語った。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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