ストーリー車好きの原点は「シングルナンバー」 旧軽車のイベントが盛況岩堀滋印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする【動画】「日本旧軽車会」が開いたイベントには、昭和の時代につくられた多種多様な軽自動車の旧車が並んだ=岩堀滋撮影

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狭い国土で、道路も狭い日本だからこそ普及した軽自動車。アナログで主力が360ccエンジンだった時代から半世紀以上が経つ。排気量改定で古い軽自動車(旧軽車)は絶滅したかと思いきやファンは今も多く、現代の軽自動車の新車と同等の値段で取引される車も。イベントは老若男女で盛況だ。そんな状況が埼玉県内で多く繰り広げられている。なぜ埼玉なのか。 5月24日、埼玉県杉戸町の道の駅「アグリパークゆめすぎと」で、昭和から平成初期の軽自動車中心の展示会があった。埼玉県内を中心に西は滋賀県、北は山形県から計約80台が集った。 参加した所沢市の会社員重戸武史さん(57)の自慢は、1972年式の軽トラック・スズキキャリイ。旧軽車ファンにもてはやされる「埼8」のような表記の「シングルナンバー」だ。 農耕機に近く、排ガスなどの問題から今は四輪車で使われない2ストロークというエンジン構造の車。「自分で整備して乗った時の達成感は味わい深い」と語る。 東京都中野区の会社員板橋真介さん(57)は、父の車と同型車の70年式三菱ミニカで参加。「車好きの原点。幼少時の思い出も、自分でいじれる楽しさもある」 イベントは、幸手市で自動車修理・販売会社を営む吉崎勝さん(72)が会長を務める「日本旧軽車会」の主催。仲間内でツーリングを楽しむうちに旧軽車の愛好家が多いことに気づき、広く人が集まるイベントを企画しようと、2017年に会を立ち上げた。 広く旧車を対象にするイベントは年間で20回ほど行うが、今回のような旧軽車中心のイベントは毎年1回という。 吉崎さんは「これだけ旧軽車のイベントを開催するのは全国で自分たちぐらいでは」と自負する。それゆえに、埼玉でのイベントが多いという。「運転しやすく、掃除もラク。壊れても修理しやすい。自己満足とはいえ、走らせて、展示して、見てもらう喜びは大きい」と語る。集客力、自治体も着目 吉崎さんももちろん旧軽車の…この記事は有料記事です。残り743文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人岩堀滋さいたま総局専門・関心分野障害者福祉、医療、地方自治関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする