深掘り2026年6月28日 6時30分山口史朗印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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フォーシーム(直球)と横に大きく曲がるスイーパー。投手・大谷翔平の代名詞とも言える2球種のコンビネーションは、今季さらに磨かれた。 スイーパーを武器にエンゼルスで2桁勝利を挙げた2022、23年は、この二つの球種の投げ方が明らかに違った。大リーグの公式データサイト「Baseball Savant」によると、22年はスイーパーを投げる際、フォーシームより5度、腕が地面に対して低い位置から出ていた。サイ・ヤング賞仕様? 進化した大谷翔平の投球フォーム、その意味は 投げ方で球種を見破られてしまうほどの違いだったが、曲がりの大きさで打ち取っていた。 ただ、どれほどすごい変化球でも打者は少しずつ慣れる。今季は全投球1225のうち、フォーシームが45.3%(555球)、スイーパーが29.5%(361球)を占める(日本時間6月25日の登板まで)。当然、打者に狙われやすくなる。 が、大谷はそれを許さない。昨季、今季と少しずつ投げ方の違いが小さくなっている。今季は地面に対して33度の腕の角度でフォーシームを投げ、32度でスイーパーを投げる。その差は1度。リリースポイントのデータを見ても、違いはほとんどなくなった。 大谷はこの2球種を右打者の外角低めに投げることが多い。ほぼ同じ出どころから、途中までは同じ軌道をえがくため、打者は球が手元に来るまでどちらの球種か見分けがつかない。「ピッチトンネル」と呼ばれるこの技術の精度が、今季は一層高まったというわけだ。 常にライバルたちを先回りするように進化する。それが、大谷がトップランナーであり続けられる理由だ。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人山口史朗編集委員(高校野球)|高校野球、野球全般専門・関心分野野球全般、体操、競馬関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






