レバノン当局によると、イスラエル軍は同地域の北側境界線に接近する者すべてに対して発砲し、境界線の維持を図っているという

ベイルート:レバノンの国営メディアによると、イスラエル軍は金曜日、レバノン南部の町マンスーリ上空からビラを散布し、住民に退去を命じた。イスラエルとヒズボラ間の最新の停戦が発効して以来、このような命令が出されたのはこれが初めてである。イスラエル軍はその後、金曜日にレバノン南部のいわゆる「安全地帯」付近で活動していたヒズボラの戦闘員を殺害したと発表した。軍は声明の中で、「レバノン南部の『安全地帯』付近で武器を移送していたヒズボラのテロリスト7名を攻撃し、排除した」と述べ、さらに「脅威を排除するための作戦を継続する」と付け加えた。今回の攻撃は、米国とイランが最終的な終結に向けて交渉を進めている中東戦争の派生事態として、イスラエルとイランの支援を受けるヒズボラとの間で成立している、もろい停戦下で行われたものである。イスラエルとレバノンはワシントンで協議を行っており、その中には、イスラエル軍がヒズボラとの戦争で占領した領土の一部をレバノン軍に引き渡すという、米国が支持する提案に関する議論も含まれている。今週、協議が再開される前に、イスラエルとヒズボラは、イスラエルがイランの支援を受ける同組織によるイスラエル北部への攻撃を阻止することを目的とした「緩衝地帯」に部隊を駐留させ続ける一方で、停戦に合意していた。停戦後も暴力は続いており、イスラエルは金曜日、自国軍が占領地域付近で活動していたヒズボラ構成員7人を攻撃し、殺害したと発表した。ロイター通信はこの事実を確認できなかった。レバノンの軍高官によると、イスラエル軍は最近、金曜日に避難を呼びかけるビラを投下したマンスーリの町を、占領地域に追加したという。同高官は、レバノンの農民たちはマンスーリへの出入りは続けていたものの、同地に居住はしていなかったと述べた。イスラエル軍の報道官は、軍が民間人に対し、「当該地域はイスラエル国防軍(IDF)の兵士が活動する安全保障区域内にある」という「注意喚起」を行ったと説明した。「これは、彼らが危害を加えられないよう、その地域に立ち入らないよう促すための注意喚起である」と述べた。レバノンの当局者によると、イスラエル軍は、民間人やレバノン軍兵士を含め、その境界に近づく者すべてに対して発砲することで、同ゾーンの北側の境界線を強制しているという。ロイター