フランス東部エビアンで2026年6月15日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)に参加するトランプ米大統領(中央)と写真撮影するフランスのマクロン大統領夫妻=AP

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主要7カ国の首脳会議(G7サミット)が開かれているフランスのエビアンと言えば、ピンクのラベルが貼られたミネラル・ウォーターのボトルを思い浮かべる人も多いだろう。 フランスアルプスを源泉とする名水の地であり、レマン湖に面し、対岸にスイスの山並みを見晴らす美しい保養地だ。 この街はフランスの核兵器開発とも遠い縁を持つ。 1962年に結ばれたエビアン協定だ。 フランスからの独立をめざしたアルジェリアが足かけ8年の武装闘争を繰り広げ、拷問や処刑で徹底的に弾圧したフランス本国との交渉の場に選ばれたのが、エビアンだった。アルジェリア側の犠牲者は100万人規模だったとも言われる。 戦争に終止符を打ったエビアン協定は、アルジェリアの独立を問う国民投票の実施を盛り込んだ。だが、独立が認められた後も完全な主権を与えたとは言いがたかった。 その象徴が、協定に含まれる軍事条項だ。「目をつぶっても光が見えた」「キノコ雲が見えた」 サハラ砂漠の町の名前が記さ…