東京:6月16日午後7時46分、関東地方でマグニチュード5.5の地震が発生し、群馬県と埼玉県では最大震度5弱を記録した。 東京のビルは揺れたものの、被害の報告はない。気象庁によると、震源地は茨城県南部、深さ約50キロで、マグニチュード5.5だった。津波の恐れはなく、負傷者や被害の報告もないとしている。震度4を記録した宇都宮市の目撃者は、突然の上方への揺れに続いて数秒間の強い揺れがあったと述べた。東京の別の目撃者はアラブニュース・ジャパンに対し、建物が大きな音を立てて激しく揺れたと語った。この地震は広範囲に影響を及ぼし、50以上の自治体で震度4を記録した。震度5という最も強い揺れは、茨城、栃木、群馬、埼玉、神奈川の各県にまたがる市や町で報告された。東京都心部では震度3を記録した。地震発生後、気象庁は直ちに注意報を発令した。 当局は火災防止のため火の気を消すよう呼びかけ、揺れによって棚から物が落ちたり、固定されていない家具が倒れたりする恐れがあると注意を促した。その他の注意喚起として、地割れ、落石、土砂崩れなどの屋外での危険も挙げられた。市民には冷静さを保ち、崖や不安定な建物などの危険な場所を避けるよう求められた。地質学の専門家はNHKに対し、この地域はフィリピン海プレートと太平洋プレートがその下を移動する複雑な地殻活動があり、数年ごとに地震が発生していると語った。彼らは、このような揺れによって固定されていない家具が倒れたり、物が落下したりする恐れがあると指摘した。エレベーターに閉じ込められた人に対しては、冷静さを保ち、呼び出しボタンを押して助けを求めるよう推奨されている。茨城県にある東海第二原子力発電所は、地震発生時にすでに停止していた。当局は同発電所に異常はなく、放射線量にも変化がないことを確認した。東京電力(TEPCO)も、福島第一・第二原子力発電所に異常はなく、放射線量に変化はないと報告した。東京大学地震研究所の酒井信一教授はNHKに対し、今回の地震は同地域で頻繁に発生する地震活動の一環であり、余震が続く可能性があると述べた。 夜間に発生したため、同教授は屋内に留まり、危険が視認できない屋外への外出を避けるよう助言した。また、日が出るまで待って状況を確認し、帰宅前に交通機関の運行状況を確認するよう勧めた。揺れは顕著であったものの、専門家らは、このような地震はこの地域では日常的な現象であると国民を安心させ、冷静さを保つよう呼びかけた。地域一帯で携帯電話に警報音が鳴り響く中、列車は一時停止した後、運行を再開した。テレビ画面には、多くの地域で平穏な様子が映し出されていた。首相官邸は直ちにタスクフォースを立ち上げ、状況の把握と必要な救助活動の調整にあたった。