独自大野晴香 石井奏人 藤井宏太印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする【動画】朝日新聞は、8年間の落雷データを分析した。記者が気象予報士とともに、落雷のあったとみられる二つの事故現場を歩いた。

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雷が落ちた日時や地点について、2018~25年の観測データを朝日新聞が分析したところ、落雷への注意が特に必要となる「時間の集中」と「地域の偏り」が明らかになった。 国内で観測された落雷は300万回余り(海上をのぞく)。時間でみると、落雷の年間4割が7月と8月の午後2~6時台に集中していた。 落雷の多発地点は、関東など4地域に偏る傾向があった。 専門家は、夏の暑さや風、地形の影響が絡み合って、集中と偏りが生じているとみる。 分析したのは、気象庁の雷監視システム「LIDEN(ライデン)」の観測データ。気象記録の配信サービス「お天気データサイエンス」を運営する日本気象株式会社(大阪市)から提供を受け、国土地理院が公開する行政区域データと重ね合わせた。記事の後半で、記者が気象予報士の桜井渓太さんとともに、落雷事故があったとみられる二つの現場を歩いて、共通点を探ったリポート動画を掲載しています。 特に注意が必要な時間を探ると、7月と8月の午後2~6時台の5時間に、年間の43.6%が集中していたことがわかった。 夏の風物詩とされる雷だが、学校の部活動や勤務先からの帰宅など、人が屋外で活動する時間帯と重なることが浮き彫りになった。最も多かったのは午後4時台だった。 落雷は25年までの8年間で、約305万4千回観測された。これは縦と横1キロ四方を1地点とみると、国内の全地点で年1回、落雷があった計算になる。 その3倍の年3回以上だった地点は、埼玉と栃木、群馬、東京、茨城の関東5都県のほか、岐阜と愛知、静岡の3県▽兵庫県と岡山県▽熊本、福岡、鹿児島の九州3県の4地域に密集していた。特に関東5都県が突出し、年6回以上の地点も数多かった。 雷が人に当たる確率は極めて低く、ほとんどが樹木や建物などに落ちているとみられる。ただ、雷によって熱せられた空気は3万度近くに達するとされ、公表は09年までだが、警察庁は5年間で計14人が死亡・行方不明としている。■時間と地域の偏り 気象メカ…この記事は有料記事です。残り379文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人大野晴香ネットワーク報道本部(大阪)専門・関心分野ひと、裁判、データジャーナリズム、動物園石井奏人ニュースメディア開発部|データ分析担当専門・関心分野データジャーナリズム、衛星・地理データ、LLM関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする