深掘り藤田大道 平川仁 堅島敢太郎印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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「遺体なき死体遺棄事件」として、IT関連会社(東京・赤坂)の代表の男(49)が逮捕されてから2カ月弱。警視庁は5日、被害者の遺体の一部が見つかったと発表した。DNA型鑑定の結果、遺体は同社役員の男性(当時54)=東京都港区=と特定されたという。 男性の行方不明届が出されてから約8カ月がたっていた。 なぜ、発見まで時間がかかったのか。捜査関係者などへの取材から、捜査の経過をたどる。知人から寄せられた相談 男性については、昨年10月10日に知人女性から「連絡がとれない」と麻布署に相談があり、行方不明届が出された。家族からも同様の相談が寄せられていたという。 麻布署は直後から、事件や事故などの可能性があるとして調べ始めた。防犯カメラの映像で、男性の姿を最後に確認できたのは、行方不明届が出される約2週間前の9月28日。普段着で自宅付近を歩く様子が映っていた。自宅内を調べたが、荒らされた形跡はなかったという。 男性とともに働き、その後、死体遺棄容疑で逮捕・起訴された男は当時、「(男性をめぐる)仕事上のトラブルは聞いたことがない」という趣旨の話をしていたという。警察官も当時、港区赤坂の会社事務所にも訪れていたが、事件性があることには気づかなかった。一見してわからない「痕跡」 不審な痕跡が発見されたのは、知人女性からの相談が再びあった2月以降だった。 捜査関係者によると、その後…この記事は有料記事です。残り874文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人堅島敢太郎東京社会部専門・関心分野事件、事故、災害、戦争、人口減少関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする