高校教諭がこだわるエゾシカの写真 世界最高峰のコンテストで受賞有料記事加藤丈朗2026年5月26日 17時00分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする 戦った相手だろうか。死んだエゾシカの頭部が角に絡まったまま生き続けるエゾシカをとらえた写真が世界最高峰とされるコンテストの優秀賞に選ばれた。
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撮影したのは北海道標茶高校教諭の柳楽航平さん(32)。英国のロンドン自然史博物館が主催する「ワイルドライフフォトグラファー・オブ・ザ・イヤー(WPY)」の一般投票部門での受賞で、自然界における生と死を力強く象徴していると評価された。 2025年には、逆光に輝くエゾシカの角を撮影した写真で、米国の「ネイチャーズ・ベスト・フォトグラフィー・インターナショナル・アワード(NBP)」の「野生の中の芸術」部門で上位入賞に選ばれた。著名なプロ写真家も応募する国際的な写真コンテストで2年連続の受賞となった。 今回の受賞作は2021年2月、北海道東部の野付半島で撮影した。前年11月から、週末を利用して撮影を続けてきた。 人から見れば衝撃的な光景だが、エゾシカ自身は、足どりもしっかりして、通常通りの生活を続けているように見えた。 異様さを強調するのではなく、淡々と生きる姿を伝えたいと、表情をクローズアップして、スタジオ撮影のような白い背景で撮影した。 島根県出雲市出身の柳楽さんは、北海道の大自然にあこがれて、愛媛大学を卒業すると高校社会科の教員になって移り住んだ。 道東の標津町に引っ越してすぐ、エゾシカの群れを見かけた。野生動物が、すぐそばにいる環境に感動したが、生徒たちの反応は薄かった。 地元の人に、この土地の素晴らしさに気づいて欲しい。身近にいるエゾシカにこだわって撮影を始めた。 2匹のエゾシカが角を突き合…この記事は有料記事です。残り578文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人加藤丈朗映像報道部|札幌駐在専門・関心分野野生動物、戦争遺跡、環境問題関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







