「下請けだけじゃない」町工場が結集 ミラノで魅せた金属加工の仕事西堀岳路印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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主に大手メーカーの下請けを担い、部品製造などに細分化した技術を磨いてきた町工場が、それぞれの特技を持ち寄れば一つの製品を作れるのではないか――。埼玉県川口市で金属加工の町工場が結集したプロジェクト「BASE TIMES kawaguchi(BTK)」が、活動の場を広げ、世界から注目され始めている。 イタリア北部のミラノで4月下旬に開かれた「ミラノデザインウィーク2026」で、BTKが出品した金属製のいす、金網に展示品の説明文や写真を印刷した「メタルメッシュサイン」などに人だかりができ、多くがカメラを向けた。世界中のデザイナーやバイヤー、企業担当者らが集まるため「ここで1年分の売り上げが決まる」とも言われる会場で、さっそくイタリアのデザイナーから眼鏡フレームを作ってほしいとの相談を受けた。 出品したのは、創業63~101年という5社で、曲げ加工のフジテック、表面仕上げと印刷の新光ステンレス研磨、板金建具のマエダ、レーザー溶接が得意なかねよし、小貫金網製作所。5種類のいすは、各社のうち2~3社ずつの共同制作で、例えば、水たまりに空が映るイメージのいす「ameagari」は、新光が雲形の座面を鏡のように磨き上げ、マエダが独創的な形の脚を担当した。■町工場が集まればいろんな物…この記事は有料記事です。残り1022文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする