深掘り大下美倫 板倉大地印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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東京・池袋の商業施設サンシャインシティ内で女性店員が元交際相手の男に刺されて死亡した事件は、全国の警察がストーカー被害への対応を強化するさなかに起きた。警視庁はかねて男の危険性を認め、身柄を拘束するなど「最善の措置をとっていた」としており、ストーカー対策の難しさが改めて浮き彫りになった形だ。【事件の詳細】池袋で女性が死亡、刺した男は自殺か 「警視庁はギリギリの対応をしたのではないか。直ちに落ち度があったとは言えないと感じる」。園田寿・甲南大名誉教授(刑事法)はそう話す。 警視庁の説明によれば、警視庁は昨年12月、男につきまとわれていると相談に来た女性を自宅に送り届けた際、注視する男を見つけてストーカー規制法違反容疑で逮捕。今年1月には女性に対する盗撮事件で再逮捕した。男が略式起訴されて釈放される前日にはストーカー規制法に基づいて禁止命令も出していた。 さらに男の釈放当日から3月まで3回にわたって女性に電話で連絡していたほか、釈放に備えて女性を都外の親族宅に避難させてもいた。「それだけ危険と判断したのでは」 園田さんは、男が略式起訴された時点で「警察の扱う事件としては、本来ならば終わり」と言う。警視庁がその後も女性と接触を続けていた点について、「ここまでするのは珍しい。それだけ男が危険だと判断していたのでは」とみる。 ただ警察が「危険」と認めた人物が釈放され、事件を起こした疑いが持たれている。釈放の判断は妥当だったのか。「将来、殺人をするかも」では罰せられない 園田さんは、「近代刑法の原…この記事は有料記事です。残り1337文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人大下美倫経済部|小売担当専門・関心分野消費、働き方、メンタルヘルス、ジェンダー板倉大地東京社会部|警視庁担当専門・関心分野事件、事故、警察行政関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






