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アジアサッカー連盟(AFC)の女子チャンピオンズリーグ準決勝が20日、ソウル近郊の水原(スウォン)で行われる。韓国の「水原FCウィメン」と北朝鮮の「ネゴヒャン(わが故郷)女子蹴球団」が対戦する。北朝鮮女子サッカーは、17歳以下(U17)ワールドカップ(W杯)で4度優勝した強豪だ。専門家は世界屈指の強さを保つ背景に、金正恩(キムジョンウン)総書記のサッカー振興策があると指摘する。北朝鮮女子サッカーチームが「敵対国」の韓国入り 20日に南北対決元代表監督が語る北朝鮮サッカー どんな強化策?金正恩氏も強い関心 金正恩氏は2011年12月に権力を継承する前からサッカーに強い関心を示してきた。脱北した元朝鮮労働党幹部によれば、10年W杯南アフリカ大会では、金正恩氏が代表選手に「ゴールを外すことばかり考えておびえるな。失敗しても俺が責任を取るから、思い切ってやれ」と指導したこともある。 ネゴヒャンは、金正恩氏の権力継承とほぼ同じタイミングで創設された。北朝鮮のサッカー事情に詳しい、韓国南北体育交流協会の金慶星(キムギョンソン)理事長によれば、ネゴヒャンは同じ銘柄のたばこを生産する国営企業が親会社という。【連載】北朝鮮の表と裏北朝鮮は2月に党大会を開き、新たな5カ年計画の推進を訴えています。一方で、各国の調査や脱北者の証言を積み重ねると、北朝鮮が長く自称する「地上の楽園」の表と裏が浮かび上がります。最新情勢を連載でお伝えします。 同氏によれば、金正恩氏は13年5月、「サッカー強国構想」を掲げて平壌国際サッカー学校を開校した。国外から指導者を招くほか、海外留学もさせる。ネゴヒャンの選手の大半が同学校出身という。現在、国内リーグでは、北朝鮮軍が母体の「425体育団」とネゴヒャンの2強時代が続いているという。FWでストライカーのキム・ギョンヨン選手ら、国家代表級選手も数多く含まれている。マンションをもらった2010年W杯男子代表 北朝鮮サッカーは、男子も1…