ANA客室乗務員の中本亜希さん=2026年4月7日、東京都大田区羽田空港、波絵理子撮影

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この春上京し、大型連休に初めての帰省をした人も多いだろう。ANA社員として乗客の「節目の旅」を支えてきた2人も、かつて地方から上京し、期待と不安を胸に奮闘した経験を持つ。客室乗務員と整備士、それぞれの立場から新生活を送る人々への思いを聞いた。【連載】上京STORY進学や就職、それぞれの理由を胸に、多くの人が東京にやってきます。さまざまな経験をたどりながら、一人ひとりの「上京ストーリー」を描きます。不安抱えた乗客 気づいたら声がけ 春先の東京行きの機内には、就職や進学で上京する人、海外駐在を終えて帰国する家族などさまざまな人が乗る。なかには不安を抱えた人も。入社10年目のANA客室乗務員、中本亜希さん(31)は「そういった方は雰囲気で分かるんです。気づいたら、一言お声がけしています」と話す。ANA客室乗務員の中本亜希さん。現在は国際便を担当することが多いという=2026年4月7日、東京都大田区羽田空港、波絵理子撮影 家族に見送られてホームシックになったのか、涙を流す乗客もいる。ときに「頑張って下さいね」と書いたメッセージカードを手渡し、節目の旅路を後押ししてきた。全校児童10人の島で育って 中本さんは熊本県天草市出身…