藤井奈々女流初段が優勝 「一瞬の返し技」 将棋・関西女流新鋭戦2026年8月31日 10時00分佐藤圭司印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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関西将棋界の若手女流棋士ら16人がトーナメントで争う「トーヨーカネツ杯第2回関西女流新鋭戦」(日本将棋連盟主催、トーヨーカネツ株式会社特別協賛)の準決勝と決勝が8月30日、和歌山県有田市の旅館「橘家」で指され、藤井奈々女流初段(28)が初優勝した。藤井女流初段は「優勝出来て、本当にうれしい」と笑顔を見せた。 藤井女流初段は京都府宇治市出身。伊藤博文七段(66)門下で、西山朋佳白玲(31)=清麗、女流名人、女流王将と合わせ女流四冠=は姉弟子となる。 藤井女流初段は準決勝で松下舞琳(まりん)女流初段(19)と対戦。リードした藤井女流初段は相手玉を寄せに出た後、自分の玉を安全にする指し方に方針転換した。この切り替えが功を奏したといい、現地で大盤解説していた冨田誠也五段(30)は「なかなか出来ないことです」と感心していた。176手という長手数で藤井女流初段が勝ちきった。 もう一つの準決勝では、第1回優勝者の木村朱里(じゅり)女流初段(18)が152手で今井絢(あや)女流初段(24)に勝利し、2年連続で決勝進出を果たした。「見事なカウンター」 決勝は、木村女流初段が快調に攻め、リードしたとみられていた。だが、終盤でミスが出たといい、藤井女流初段が逆襲を決めて98手で勝利した。 解説の冨田五段は「藤井さんが見事なカウンターを決めました。一瞬の出来事でした」。同じく解説の井上慶太九段(62)も「一瞬の返し技。格好良かった」と藤井女流の終盤の切れ味をたたえ、「連覇っていうのは、難しいんやねえ。将棋の厳しさが出ました」と評した。 関西女流新鋭戦は、日本将棋連盟関西本部に所属する女流初段以下の女流棋士14人と、女流棋士を目指して関西研修会に所属しているアマチュア2人によるトーナメント。「関西の若手女流に飛躍のきっかけとなるような対局の機会を」と昨年、創設された。公式戦ではないが、準決勝、決勝の舞台はタイトル戦のような立派な設定で、前夜祭も有田市内のイタリアンレストランで催された。 8人ずつの予選が6月27日と7月11日に大阪府高槻市の関西将棋会館で指され、2連勝した4人が準決勝進出を決めていた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人佐藤圭司文化部|将棋担当・大阪駐在専門・関心分野将棋・ポップ音楽関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする