2026年8月22日 17時10分 安藤仙一朗印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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(22日、第108回全国高校野球選手権大会決勝 智弁和歌山4―3健大高崎) 「雄星にチャンスで回せ」 1点を追う八回の攻撃前、健大高崎のベンチで声が飛び交った。雄星とは2番・中堅の石田雄星。今大会出場校で最多、121人の部員を束ねる主将だ。 先頭打者の狩野蓮義が右前打で出塁し、続く神崎翔斗は変化球に食らいついて二ゴロを転がして、代走の藤村勇也を二塁に進めた。仲間が必死にお膳立てしてくれた同点機に、左打席に向かう石田雄は「勇気をもらった」。 3球目のカーブをすくい上げると、打球を見つめながら念じた。「切れるな、切れるな」。思いが通じて右翼ポール際への逆転2ランに。「アルプスやベンチの仲間が、打球を押し込んでくれたんじゃないかな」と笑った。 石田雄は6月、練習試合でバットを振ったときに右手首を骨折した。群馬大会の当初は、チームメートが不在をカバーしてくれた。その恩に報いる、主将の一打だった。 智弁和歌山に再逆転を許し、初優勝にはあと1点届かなかった。それでも、悔いはない。「最高の仲間と出会えた。18年間生きてきて、本当に一番の夏休みになりました」「夢なんじゃないかな」 健大高崎・石田雄星の母が見た息子の雄姿2年生エース石垣「甲子園の借りは甲子園で」 初の決勝を戦う健大高崎の先発マウンドには2年生エースの石垣聡志が上がった。 「思い切って自信を持って腕を振った球を打たれた。他のチームとは(バットの振りが)違った」。 5回2失点と踏ん張ったが、3長打を許した二回の投球を悔やんだ。 「大舞台で強い相手に勝てる投手に成長したい。甲子園での借りは、甲子園で返す」。来夏の雪辱を心に誓った。ピンチでの登板も「信頼の証拠」 動じぬエース、健大高崎・石垣投手健大高崎・青柳博文監督 「逆転はしたが、まだドラマがある、と思っていた。(八回は)スクイズが来ると思っていた。終盤のミスで負けてしまった」健大高崎・小原快晴捕手 今夏の初打席で三振し、試合終了。「小原が最後の打者なら悔いはないと言われた。この仲間と野球ができて良かった」有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人安藤仙一朗スポーツ部専門・関心分野高校野球、駅伝関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






