深掘り高市政権の防衛政策、知らなかった支持者 「あの戦争」に何を思う?棚橋咲月 松沢拓樹印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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コンビニに入ると、棚に並んだ白黒パッケージの「かっぱえびせん」に思わず目がいった。中東情勢が日常に影を落とす。 物価高で生活は窮屈になった。「でも、もう慣れた」。都内の写真館で働く女性(36)は話す。職場ではフォトレームやアルバムが次々と値上げしている。2月に始まった米国のイラン攻撃で始まった中東危機は、物価高や円安など日本に深刻な影響を与えている。 そのイラン攻撃を巡り、高市早苗政権は一時、自衛隊のホルムズ海峡派遣も検討した。「そんなことになってたんですか。知りませんでした」。女性は驚いた様子を見せた。 朝日新聞が7月中旬に実施した世論調査では、高市内閣の支持率は53%。発足当時からは下降傾向にあるが、歴代内閣と比べると高い水準にある。 女性はどちらかといえば支持だと話す。「初めての女性首相で嫌いじゃない」 高市政権は防衛力強化も進める。「守る力はいざというときのために強くしたほうがいいと思いますけど……」 4月には、政府が殺傷能力のある武器の輸出の全面解禁を閣議決定した。これも、女性の耳には入っていなかったという。「人を殺すことに加担するかもしれないってことですよね? それは嫌ですね」 戦争をめぐる今の社会の「空気」とは何なのか。まちで出会った人や、デモで街頭に立つ人、戦争体験を語る人らに話を聞き、探る連載です。【インタビュー】「戦争はこりごり」失われた重し、議論避ける時代に 歴史学者の警鐘 高市政権の支持者とはどんな人たちで、混迷を深める世界に何を思うのか。女性とはその街頭取材で出会い、話を聞いた。 日々帰宅後にテレビをつけ、バラエティー番組の後にニュースを見る。「目に入っていない内容も多いかもしれない」と女性は話した。「日本を守るために始めた戦争かと」 幼い頃は親の仕事の都合で全…この記事は有料記事です。残り1213文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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