ハマス武装解除「合意」、トランプ氏 イスラエル軍ガザ撤退で隔たり2026年7月31日 10時52分(2026年7月31日 23時12分更新)有料記事ワシントン=下司佳代子 エルサレム=遠藤雄司印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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パレスチナ自治区ガザをめぐり、米国のトランプ大統領は30日、自ら議長を務める平和評議会がイスラム組織ハマスなどの完全な武装解除について、「歴史的な合意」に達したとSNSで発表した。ハマスは31日に声明を出し、重火器の取り扱いを合意の枠組みに含めることは、イスラエル軍の攻撃停止やガザからの撤退が条件だと主張。トランプ氏らの説明と食い違っている。ハマス武装解除、トランプ氏「歴史的合意」も反応なし 和平見通せず統治機能せず「カオス」 停戦後のガザ苦境、国連機関トップが危機感 トランプ氏によると、合意は段階的に実施し、武装解除の完了に応じてイスラエル軍が撤退する。米当局者らは、各段階の義務が履行されたことを独立した委員会が確認した上で、次の段階に進むと説明した。 今後は「国際安定化部隊」と新たなパレスチナ警察が治安維持を引き継ぎ、平和評議会と連携するパレスチナ人の新たな行政組織が、ガザの統治を担うとしている。 トランプ氏は、仲介したというエジプト、カタール、トルコに謝意を示し、「永続的な平和と安全に向けた画期的な一歩だ」と強調した。 平和評議会の当局者は記者団に、今後数週間かけて詳細を詰め、1、2カ月以内に武装解除のプロセスを始めたいとの見通しを示した。完了までの期間は、各段階の進み方によって200~350日程度になるという。ガザ全域を一度に対象とするのではなく、区域ごとに武装解除を確認し、再建に移る方式を想定しているという。 米ネットメディアのアクシオスによると、合意では、ハマスの重火器は使用不能にして保管し、さらに地下トンネルや武器製造施設は解体する計画という。 これに対し、ハマスは声明で、「重火器の問題を合意の枠組みに含めることは、あらゆる形態の攻撃の停止、(イスラエル軍の)ガザからの撤退、早期復興の実現」などが条件だと主張。武装解除とイスラエル軍撤退の順序をめぐる隔たりが浮き彫りになった。 また、中東の衛星放送局アル…この記事は有料記事です。残り305文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人下司佳代子アメリカ総局|米国の外交・防衛専門・関心分野国際報道遠藤雄司エルサレム支局長専門・関心分野中東情勢、アフリカ情勢、紛争、災害、事件関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする