エジプト石油省の声明は、同港での火災を確認したものの、ドローンによる攻撃については言及しなかった

3人の業界筋によると、ドローンが浮体式貯蔵タンカー「エネルゴス・ウィンター」に衝突し、火災が発生、その火が別の船舶「ガスログ・セーレム」に燃え移ったという

ロンドン/カイロ:英国の海上セキュリティ企業アンブレイは水曜日、事件の初期評価を引用し、エジプトの地中海沿岸の港湾都市ダミエッタで、米国所有のガス貯蔵タンカーにドローンが衝突したと発表した。エジプト石油省の声明は、同港での火災を確認したものの、ドローン攻撃については言及しなかった。港湾サービス会社のインチケープは、別のメッセージで、ダミエッタで2隻のガスタンカーが炎上したと述べた。事件に詳しい3人の取引関係筋によると、ドローンが浮体式貯蔵タンカー「エネルゴス・ウィンター」に衝突し、火災が発生、その火が別の船舶「ガスログ・セーラム」に燃え移ったという。 2つの別々の治安筋によると、爆発の推定原因はドローン攻撃とみられており、これは中東全域での紛争のさらなる拡大を示す可能性がある。この事件について、直ちに犯行声明は出されなかった。「エネルゴス・ウィンター」号は、貯蔵容量138,250立方メートルの浮体式貯蔵再ガス化設備(FSRU)である。同船は米国に拠点を置くエネルゴス・インフラストラクチャー社が所有している。技術、安全、および商業運営は、同じく米国企業のウィルヘルムセン・シップ・マネジメント社が管理している。エジプト石油省は声明の中で、ダミエッタ港でガス化船と貯蔵船で火災が発生したが、消防隊と警備チームが承認済みの緊急対応計画に基づき直ちに対処したと述べた。声明によると、カリム・バダウィ石油相が現場に赴き、対応状況を監督した。火災による負傷者や死者は出ず、緊急対応チームと技術チームは引き続き対応にあたるとともに、事故の影響を評価していると声明は付け加えた。ロイター