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熊本市で7月、自宅駐車場の車内に残された11カ月の男児が亡くなる事故があった。夏が本格化するなか、「短い時間なら」という気持ちが、取り返しのつかない事故を招く。パチンコ店では10年間に500人を超える子どもが取り残されているのが見つかったというデータもある。官民を挙げて防止に向けた取り組みが進む。車内の放置死を防げ、子どものお尻でSOS 元幼稚園教諭の決意 4月下旬の夕方。埼玉県越谷市のパチンコ店「メガガイア越谷大里」で、清掃スタッフの女性が店に駆け込んだ。「車内放置、あります!」 高橋良太店長(43)が駐車場に向かうと、窓が少し開き、エンジンが止まった軽自動車の助手席で、5、6歳くらいの男児が座ってスマートフォンを触っていた。「夫を迎えに来た」女性、店のカメラには 放送で保護者を呼び出すと、30代くらいの女性が名乗り出た。子どもを車に置いて「夫を店に迎えにきた」と説明した。 高橋店長が店のカメラを確認したところ、パチンコを打つ夫の後ろに立って様子を見たり、喫煙所に入ったりする女性の姿が映っていた。 店では880台収容の駐車場を定期的にスタッフが見回っている。夏場は1時間に1回。スモークガラスの窓は懐中電灯で中を確認したり、毛布があればその下に子どもが隠れているかもしれないと気を配ったり。今回の事案でもスタッフが放置された子どもに気づいて素早く情報を共有し、13分で退店させた。「スタッフの意識が高い証拠」と高橋店長は話す。 全国のパチンコ団体が加盟する全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)によると、2026年3月までの10年間で、店側が巡回などで子どもが放置されていることに気づき、警察に通報したり、保護者を呼び出して退店させたりしたケースは396件。発見された子どもは506人に上る。車内放置された子どもたちの状況は 車内で泣きながら親の帰りを待つ男児、隠されるように置き去りにされた乳児……記事の中で、パチンコ店で車内放置された子どもたちが見つかった状況を一覧表にまとめています。 真夏に3~6歳くらいの子ど…この記事は有料記事です。残り1292文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人永野真奈東京社会部|ジェンダー担当専門・関心分野ジェンダー、子ども、性暴力関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする









