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兵役に伴う休止期間を終えた韓国のアイドルグループ「BTS」が3月20日、3年9カ月ぶりの新譜となるフルアルバム「ARIRANG(アリラン)」を発表した。国内外からの重い期待を背負った「K―POPの王」の帰還をどう見たか。韓国や米国のジャーナリストや専門家に聞いた。復帰公演に世界が注目、BTSって何がすごいの? 4つのポイント 「いまや韓国においてK―POPは半導体と同じように国威発揚を担う産業。BTSはその足がかりをつくってくれた」と韓国の通信社ニューシスで長くK―POPを担当するイ・ジェフン記者は言う。 2013年にデビューした7人組のBTSは、コロナ禍のさなかに世界的人気が爆発し、絶頂期に兵役のために活動を休止した。それ以来となる新アルバムは、米ビルボードチャートで、アルバムもシングル曲「SWIM」もそれぞれの項目で1位を達成。アルバム発表翌日にソウルであった公演は、Netflixを通じて190以上の国と地域に配信され、世界的なニュースとなった。李在明大統領は公演は「韓国の広報に決定的」な役割を果たしたと述べた。 BTSは、2021年に米国の4大音楽賞の一つであるアメリカンミュージックアワードで大賞を受賞したが、グラミー賞はまだ受賞していない。イ記者は「このアルバムが彼らのピークとなる。(所属する芸能会社)HYBEの最終目標の一つであるグラミー賞を受賞できれば、それが『有終の美』となる」と期待する。新アルバム 絶賛の一方で「分裂」指摘する声も 国の重みを意識したかのように、新アルバムは愛国的な感傷を強く打ち出した。民謡「アリラン」のメロディーや韓国の国宝の「聖徳大王神鐘」の鐘の音を曲に取り入れ、歌詞には、独立運動家の金九(キムグ)の名前などをちりばめた。英ローリングストーン誌は5点中5点をつけ、「母国へのラブレターとなる無数のディテールが織り込まれている」と絶賛した。 一方で、今もっとも旬な世界的プロデューサーらが手がけた音楽は「最先端の洋楽」に近かった。ほとんどの歌詞が英語だったことなどから、一部からは「これはK―POPではない」といった不満も上がる。 アルバムの「チーフ・プロデ…この記事は有料記事です。残り1667文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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