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里地里山の生態系の頂点に立ち、動植物の多様性を測る指標になっているオオタカの繁殖成功率が、ここ2年、大きく低下していることが、認定NPO法人バードリサーチ(東京都国立市)のアンケートでわかった。個体数が回復したとして、種の保存法に基づく国内希少野生動植物種(希少種)の指定から解除されて8年あまり。研究者は詳しい調査が必要だと訴えている。 オオタカは全長50センチほどの猛禽類の仲間で、平地から低山にかけての林で営巣する。おおむね4月から5月に産卵し、6月から7月中旬にかけて巣立つ。 環境省は希少種の指定解除後、5年間にわたり繁殖状況などの調査をした。その結果、繁殖成功率は緩やかに低下しているものの、指定解除との因果関係は見られなかった。ただし、変化を見逃さないように観察を継続する必要があるとした。 こうした状況を受けバードリサーチは、猛禽類の研究や保護をしている人たちが情報交換をする組織「日本オオタカネットワーク」(石川県小松市)の関係者などに毎年、営巣場所や繁殖の有無などを聞くアンケートを続けてきた。2016年から25年に寄せられたアンケートのうち、繁殖の成否が明記された904件を主な対象として、年ごとに解析した。 その結果、それまで70%以上あった繁殖成功率が、24年は57.8%、25年は49.2%と2年続けて大きく落ち込んでいた。また、この10年で5年以上巣立ったヒナの数の報告がある75の巣について解析した結果では、繁殖に失敗し、巣立ったヒナがいなかった年もあるため、一つの巣あたりの巣立ったヒナの数がほぼ半減していた。営巣場所への立ち入りなど影響か 繁殖失敗の理由や周囲1キロ…この記事は有料記事です。残り684文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人小林正明映像報道部専門・関心分野環境、野生動物、限界集落の暮らし関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
