声明によると、治安部隊は同組織が使用していた倉庫から、ブタンガスボンベや圧力鍋を押収した。その中には、釘が詰められたものもあれば、電気配線が接続されたものもあったという

ラバト:モロッコの対テロ機関は月曜日、サヘル地域の「ダーイシュ」系組織に忠誠を誓う細胞組織による、重要施設や公共の安全を標的とした攻撃計画を未然に阻止したと発表した。「司法捜査中央局(BCIJ)」として知られる同局は声明で、アガディール、タルーダント、カサブランカ、ハジェブ、テトゥアン、フキフ・ベン・サラ、サフィの各都市で同時多発的な作戦を実施し、容疑者10人を逮捕したと発表した。予備調査の結果、容疑者らは「ダーイシュ」への忠誠を誓い、同組織のサヘル支部からモロッコ国内での攻撃実行に関する直接の指示を受けていたことが判明したと同局は述べた。今回の作戦は、サヘル地域で活動するテロ組織がもたらす脅威を浮き彫りにするものである。同地域では、ダーイシュやアルカイダの関連組織が、ブルキナファソ、マリ、ニジェールで勢力を拡大している。BCIJによると、家宅捜索の際、当局は刃物、軍用風の服装、爆発装置の製造方法に関する指示が記載された文書、デジタル資料、および化学物質を押収した。また、捜査当局は、改造された自動車を発見した。声明によると、この車は自爆テロや車両突入攻撃に使用される目的であったとみられている。声明によると、治安部隊は同グループが使用していた倉庫から、ブタンガスボンベや圧力鍋も押収した。圧力鍋の中には釘が詰め込まれたものもあれば、電気配線が接続されたものもあったという。BCIJの統計によると、近年、アフリカの「ダーイシュ」支部は130人以上のモロッコ人戦闘員を勧誘してきた。2015年の設立以来、BCIJは数十の過激派細胞を摘発し、1,000人以上のテロ容疑者を逮捕してきた。同国での直近のテロ攻撃は2023年に発生し、ダーイシュに忠誠を誓う3人がカサブランカでモロッコ人警察官1名を殺害した。ロイター