竹野内崇宏印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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人工知能(AI)は数学にとって脅威だ――。数学の証明などにAIを安易に利用することに警鐘をならす「ライデン宣言」を、欧米の数学者や研究者のグループが発表した。テック企業が参画する弊害や、ブログなど審査を経ない成果発表への懸念などを示した。宣言に対しては、日本学術会議が加盟する国際数学連合などが支持を表明している。 米カリフォルニア大、英ケンブリッジ大などの研究者16人のグループが6月に発表した。2025年にオランダ・ライデン大学で開かれた国際会議が発端となり、宣言の賛同者は、数学のノーベル賞とも呼ばれるフィールズ賞受賞者や、東京大など日本の研究者ら2800人を超える。 宣言では、人間の脳構造をヒントにしたニューラルネットワークなど、AI技術が数学研究に対して既に変革をもたらしていると評価。「AI活用による新たな発見の可能性について、熱狂を感じる研究者もいる」と理解を示し、数学自体がAI開発に貢献していることも強調した。 一方で、AIが自動的に数学の難問を証明した、といったような議論については「正しい数学的証明と区別することが難しく、論文などの審査システムに大きな圧力となる」と指摘。数学という学問分野にとって、AIの発展が脅威となっていると明言した。「AIの広告に数学が利用されている」 各国政府に規制を提言 とりわけ強調しているのが、企業名は挙げていないものの、テック企業が数学研究に参画することで、研究の厳密さや、研究者コミュニティーに与える悪影響だ。 AIによる難問証明といった…この記事は有料記事です。残り776文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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