深掘りグラフィックで追う栃木強殺事件 ほころぶ「匿流」、浮上した主導役印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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宇都宮市の南に隣接する栃木県上三川町で5月、住宅に強盗が押し入り住人の女性(69)が殺害される強盗殺人事件が発生した。警察は、SNSなどで緩くつながり、様々な犯罪に関与しては離合集散を繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」による事件とみており、警戒を強めている。 事件発生直後から、警察は実行役とされる16歳の男子高校生ら4人(A~D)とリクルーター役とされる18歳の男子高校生(E)、現場指示役とされる夫婦を相次いで逮捕した。 6月14日で事件発生から1カ月がたった。それぞれが最初に逮捕された時、警察は少年や夫婦の認否を明らかにしていなかった。その後、亡くなった女性の息子への強盗殺人未遂容疑で少年4人と夫婦を再逮捕するなど捜査はなお続いている。 また、警察は事件を主導したとされる男を特定し、行方を追っているところだ。 秘匿性の高い通信アプリを使い、お互いに面識が薄いとされるメンバーはどのようにして集まり、警察はどうやって容疑者を特定していったのか。現場付近では不審な「前兆」があったといい、事前に事件を防ぐことはできなかったのか。 この間に積み重ねた捜査関係者らへの取材などから事件の経緯をたどる。【前兆】 住宅周辺で相次いだ、不審な車両や人物の目撃。栃木県警は警戒を強化し、5月13日夜までに数十回にわたって周辺のパトロールを繰り返した。しかし翌14日、強盗殺人事件は起きた。 当日朝、現場に集まったのは、16歳の高校生や無職の少年ら4人。そこから少し離れたところに、指示役とされる20代の夫婦がいた。彼らはどのように離合集散したのか。ほころぶ「匿流」の結束 夫婦と少年A~Dは事件直前に初めて、そろって顔を合わせていた。「匿流」特有の緩い結びつきで集まったメンバーたちは、警察の捜査によって1人ずつ特定され、逮捕されていく。事件を主導したとされる男の存在がその過程で浮かび上がってきた。独自取材で得た情報をもとに、夫婦と高校生らが逮捕され、主導役が浮上する経緯をグラフィックで分かりやすくお伝えします。■次々と逮捕されていく指示役…この記事は有料記事です。残り155文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






