記者会見する斉藤恭彦・信越化学工業社長=2026年4月3日午前10時15分、伊勢崎市国領町、高木智子撮影

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信越化学工業は11日、福井県に希土類(レアアース)の製錬設備をつくる方針を明らかにした。武生工場など福井県内に二つのレアアースの製錬設備を既に持つが、三つ目を新設し、生産能力を高める。信越化学が日本でレアアースの新しい製錬設備をつくるのは2008年以来となる。 信越化学は、レアアースの16種類の元素を取り出す技術を持ち、製錬能力は国内トップクラス。製錬したものは大半が自社のレアアース磁石に使い、一部を外部に販売している。新しい設備をつくることで、顧客への安定供給などを強化する。生産能力や投資の時期と金額などは明らかにしなかった。国の補助金の活用も念頭に置く。 レアアースは、少量でも素材の性能を大きく向上させることができ、家電製品から自動車部品まで幅広い製品に使われている。 ただ、レアアースの原料とな…