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多摩大付属聖ケ丘高校(東京都多摩市)のダンスドリル部は、全国大会常連の強豪だ。大会本番の演技時間は約2分半。きらびやかな衣装とメイクで舞うまでには、地道な練習の積み重ねがある。ダンスドリルをするために聖ケ丘へ 3月下旬、体育館には「いち、にっ、さん」という覇気のあるかけ声が響いていた。部員たちはダンスパートを20秒ほどに区切り、動きがそろわない部分を互いに指摘しながら、根気強く練習を続けていた。 ダンスドリルには「訓練されたダンス」という意味があり、米国の高校体育から生まれた競技だ。チア、ヒップホップなどの部門がある。 3年生の世古春菜さん(17)は、多摩市のクラブチームでチアダンスを習っていた小学生の時、文化祭「聖祭(ひじりさい)」で同部の演技を見た。「キラキラしていてかっこよかった」と振り返る。 多摩大付属聖ケ丘中に入学し、活動を続けてきた。同学年の部員は5人。全員がチアなどの経験者で、ダンスドリル部にあこがれて入学してきたという。 昨春からの1年間は、部長としてチームを引っ張った。昨夏と今年1月にはそれぞれ地区予選を通過して全国大会出場を果たした。「ずっと同じ繰り返し、終わらない練習の日々。ここまでの努力や頑張りが必要だとは知らなかった。でも、それがあるからこそキラキラと踊れるんだとも感じることができた」進学やキャリア、切り開く力に 2024年度の部長を務めた板谷りまさん(18)は今春、成蹊大経済学部に進学した。塾には行かずに週5回の部活動を続け、指定校推薦を得た。 大学では化粧品業界をめざし…この記事は有料記事です。残り651文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人竹中美貴東京本社ネットワーク報道本部 専門・関心分野教育・子育て、地方自治関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする