リフォーム動画の配信で空き家の再生促す インフルエンサーに助成金2026年6月7日 6時00分小西孝司印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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SNSや動画投稿サイトで発信するインフルエンサー。その影響力を空き家対策に結びつけようという、珍しい取り組みが和歌山県橋本市で始まる。「空家再生インフルエンサー」と名付けた人たちにリフォームする過程を紹介してもらい、空き家の再生に関心を持つ人を呼び込む狙いだ。 取り組みをPRしようと、橋本市はまず昨年12月、インフルエンサーの養成講座を開いた。空き家再生をテーマにSNS上のコミュニティーを運営する兵庫の男性や、再生の過程を配信する東京の女性らを講師に迎え、市外を含む17人が参加した。 そのうえで市は今年4~5月、助成金を交付するインフルエンサーを募った。交付の要件は、賃貸・売買・無償譲渡を希望する所有者と活用希望者をマッチングする仕組み「すみよし不動産空家バンク」で物件を取得する▽宿泊や交流、体験学習の施設など、地域コミュニティーの維持や再生に資する施設として10年以上活用する▽SNSで月1回以上、5年以上配信する▽再生中や再生後の見学会や内覧会を3回以上開く――など。その結果、2人の対象者が決まり、200万円を上限に改修費の3分の2が助成されることになった。 橋本市でも空き家の増加は大きな課題だ。空き家バンクの運営や相談体制、改修や解体への助成、発生予防のモデル地区指定など、様々な対策に取り組んでいる。 でも、中心となって動いてきた建築住宅課の高橋一輝(かずき)さん(36)は「さらに多岐にわたる対策を打たないといけない。(空き家を使う)第2、第3のひとを生み出さないと」と考えた。 空き家の活用や改修をSNSで発信する人たちが目に付き、インフルエンサーのアイデアがひらめいた。「成功するかどうかわからない途中の過程を見るのは、おもしろい」。養成講座に参加した人は「空き家再生の動画は、SNSでひとを引きつけるコンテンツ」と話したという。 空家再生インフルエンサーの2人の物件は、来年2月ごろまでに交流施設として完成する予定。業者だけではなく自らもDIY(日曜大工)をし、近くユーチューブやインスタグラムなどのSNSで発信が始まる。市もPRを手助けする。 効果について、高橋さんは「空き家再生とインフルエンサーという意外な組み合わせを行政がやるだけで、注目される。自信はある」と話す。インフルエンサーの募集は来年度以降も継続する予定だ。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする











