深掘り「日本は新型軍国主義」に小泉氏反論 アジア各国、日中対立を懸念も清宮涼 加藤あず佐 笹山大志印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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小泉進次郎防衛相は31日、シンガポールで開催された「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)」(英国際戦略研究所主催、朝日新聞社など後援)で演説した。中国が日本を「新型軍国主義」と批判していることに対し、中国の名指しを避けつつも「事実ではない」と反論した。 中国は昨年11月の台湾有事をめぐる高市早苗首相の国会答弁以降、高市政権が軍備増強を進め、安全保障上の脅威となっているとして「新型軍国主義」との批判を展開してきた。小泉氏は演説で、「核兵器と戦略爆撃機を大量に保有する国が、そのいずれも持たない日本を『新型軍国主義』と呼んでいるとしたらおかしいと思いませんか」と反論。「平和国家としての日本の歩みは、地域と国際社会で評価されている。これがただ一つの事実であり、虚偽の主張で揺らぐことはない」と述べた。 演説では、日本が防衛力強化を「透明性」をもって進めるとの姿勢も強調。「不透明な軍備増強」(小泉氏)を続ける中国との対比を狙った。 日中関係の冷え込みが続く中、小泉氏は「対話の扉は常に開かれている」として、中国との対話を求める姿勢もアピールした。今回、中国は会議への董軍国防相の派遣を見送っており、小泉氏と中国側の会談は実現せず、小泉氏は「会う機会がなかったことを率直に残念に思う」と述べた。 質疑応答で、中国の国防大学教授から歴史認識についての質問を投げかけられると、小泉氏は直接は答えず、「中国の対外姿勢や軍事活動は日本や国際社会にとって重大な懸念事項だ」と指摘。その後、記者団に「日本に対して言いたいことがあるならばぜひ会談を行いたい」と語った。中国を名指しで批判するか 政府、演説直前まで調整 複数の政府関係者によると…この記事は有料記事です。残り1488文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人清宮涼政治部|外交・防衛担当専門・関心分野外交、安全保障、国際政治加藤あず佐マニラ支局長兼ハノイ支局長専門・関心分野人権、外交、移民・難民、教育関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする