2026年5月29日 20時00分エルサレム=遠藤雄司印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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イスラエルのネタニヤフ首相は28日、パレスチナ自治区ガザの70%を支配するよう軍に指示したと明らかにした。イスラエルメディア「タイムズ・オブ・イスラエル」などが伝えた。続く攻撃、脅かされ続ける命 停戦半年のガザは「天井のない監獄」 報道によると、ネタニヤフ氏は兵役前の若者を対象とした養成学校での講演で「現時点で我々はガザの60%を完全に支配している。そして私の指示は、70%に到達することだ」と語った。 イスラエルは昨年10月にガザのイスラム組織ハマスと停戦合意を結び、この合意に基づき、ガザの一部を一時的に支配している。合意で定められた支配範囲はガザの約53%を占める。ハマスの武装解除などが進めば、徐々に撤退する予定だ。 ところが「70%」はこれを大きく上回るため、ハマスの反発は必至だ。 イスラエル軍は停戦後もガザでの攻撃を繰り返し、支配地域を拡大する動きも見せていた。ネタニヤフ氏は今月17日の閣議では、軍がすでにガザの60%を支配したと明らかにしていた。ガザ保健省によると、イスラエル軍の攻撃により、停戦後だけで920人超が犠牲になった。 ガザでは東京23区の6割ほどの広さに200万人以上が暮らしている。停戦後はイスラエルがガザの約半分を支配するようになったことで、住民のほとんどは残り半分の地域に追いやられる形となっている。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人遠藤雄司エルサレム支局長専門・関心分野中東情勢、アフリカ情勢、紛争、災害、事件関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする