両陛下、宮中晩餐会でフィリピン大統領夫妻を歓迎 悠仁さまは初出席2026年5月27日 11時10分(2026年5月27日 21時18分更新)宮廻潤子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする 国賓として来日したフィリピンのマルコス大統領夫妻を歓迎する宮中晩餐(ばんさん)会が27日夜に開かれた。両陛下が主催し、秋篠宮ご夫妻をはじめとする皇族方が参加した。秋篠宮家の長男悠仁さまは、今回初めて宮中晩餐会に出席した。悠仁さま、宮中晩餐会デビューへ 工夫凝らした料理、過去には和食も フィリピンから国賓が来日したのは、2015年6月のアキノ大統領以来8回目となる。 天皇陛下は晩餐会冒頭、「両国の間には、過去に苦難の時期もあった」としたうえで、戦後は「信頼を育むために努力を積み重ねてきました」と述べた。近年は科学技術や防災分野での協力が進み、「平和で可能性にあふれる未来をともに織りなし、繁栄していくことを期待いたします」と歓迎のスピーチをした。 マルコス大統領は、日本が開発や安全保障など多くの分野で「フィリピンにとって最も重要なパートナーの一つであり続けています」としたうえで、「日本在住のフィリピン人が、日本の社会と経済に有意義な貢献をしていることを、私たちは誇りに思っています」と述べた。 晩餐会では、マダイとカニの押し寿司といった和食前菜のほか、羊もも肉の蒸し焼きなどが提供された。 午前には、皇居・宮殿で歓迎行事があり、天皇、皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻、高市早苗首相が大統領夫妻を出迎えた。東庭では両国の国歌が演奏され、大統領が儀仗(ぎじょう)隊を巡閲した。大統領夫妻は、出迎えた閣僚らと一人ひとり握手を交わした。歓迎行事のあと、両陛下と大統領夫妻の会見が「竹の間」で行われた。 陛下は「国交正常化70周年の記念の年に大統領をお迎えできて大変うれしい」と伝えると、大統領は70年間の日本とフィリピンの交流に感謝し、「ぜひフィリピンに招待したい」と応じたという。 両陛下から大統領に、金細工を施した装飾用の木箱「截金飾筥(きりかねかざりばこ)」を、大統領夫人へは佐賀錦のハンドバッグを贈った。大統領夫妻から両陛下には、フィリピンの伝統的なスイーツ「ハロハロ」用のグラス5客とレシピなどが贈られた。ハロハロは、陛下と大統領が以前に会った際に話題にあがったものだという。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人宮廻潤子東京社会部|宮内庁担当専門・関心分野皇室、ジェンダー、多文化共生関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする