東京:日本は対外純資産が過去最高を記録したにもかかわらず、2025年には中国に次いで世界第3位の純債権国に転落し、世界ランキングはさらに低下することになる。日本政府、企業、個人が保有する対外純資産は、前年比4.4%増の561兆7,500億円(3兆5,300億ドル)となった。これは8年連続の増加であり、日本企業の旺盛な海外投資、M&A、および居住者が保有する外国証券の評価益に牽引された。しかし、前年に34年ぶりにドイツに首位の座を奪われた日本は、世界第2位の債権国としての地位を中国に明け渡し、世界ランキングで3位に転落した。国際通貨基金(IMF)の数字に基づく同省のデータによれば、対外純資産額はドイツが675.5兆円で世界一を維持し、中国が636.3兆円で続いた。ドイツも中国も、毎年の貿易黒字によって対外純資産が増加している。一方、日本は対外負債も大きく膨らんだため、対外純資産額の伸びは抑えられた。これは、日本の株式市場が好調で、非居住者投資家が保有する日本の有価証券の評価が62.2兆円上昇したためである。ロイター