ストーリー朝倉義統印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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過疎が進む人口約6500人の青森県深浦町に4月末、中古書店がオープンした。町で数十年ぶりとなる、書店の復活だ。書店で本選びをする機会を子どもに与えたいと願う親の気持ちと、中古書籍販売大手の取り組みがSNSを通じて結びつき、実現した。 青森県の西端にあり、中心部から新青森駅まで車で2時間近くかかる深浦町。県道沿いの町営観光拠点内に4月25日、「ふるさとブックオフ深浦町風待ち舘店」がオープンした。 ベストセラー小説や漫画、児童書、絵本などの中古本3千冊以上がそろい、価格は1冊110~330円とリーズナブル。書店のない自治体の子どもたちに読書の機会を提供しようというブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市)の取り組み「ふるさとブックオフ」第3号店となる。「来ればいいなあ」 きっかけは、同店が入る観光拠点の指定管理者で、近くの円覚寺副住職の海浦誠さん(52)が発信したSNSだった。 「深浦にも来ればいいなぁ」。ふるさとブックオフの先行事例を知った海浦さんが昨春、自身のフェイスブックでつぶやいた。海浦さんの記憶では、自身が中学生になるころまでは町内に書店があった。2005年の合併時に1万1372人だった人口は減少の一途。書店に行くには隣の鰺ケ沢町や、弘前市まで出かける必要がある。小・中・高と3人の子どもたちがスマホで動画ばかり楽しんでいる姿を見るにつけ、書店で本を買い、読む体験をさせたいと思ってきた。 平沢一臣町長がたまたま海浦さんの投稿を発見。町教育委員会の担当者がネットでふるさとブックオフについて下調べし、海浦さんに運営に携わらないかと持ちかけた。 海浦さんは快諾。町はすぐにブックオフと交渉を始め、1号店がある岩手県西和賀町の担当者から助言を受けつつ、今年2月の連携協定締結にこぎ着けた。 町は観光拠点1階の一角を売…この記事は有料記事です。残り582文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする








