記者会見に臨む国連のグテーレス事務総長=2026年5月20日、東京都千代田区、長島一浩撮影

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来日中の国連のグテーレス事務総長は20日、東京都内の日本記者クラブで会見し、国連安全保障理事会(安保理)の改革の必要性を強調した。「最も重要なのは、安保理の改革。現在は、今日の世界の現実や複雑さに見合っていない」などと話した。80歳になった国連、その役割と価値 日本人元広報官と振り返る グテーレス氏は、改革の方向性にも踏み込んだ。安保理の常任理事国は米国、英国、フランス、中国、ロシアの5カ国だが、アジアは中国のみで、アフリカやラテンアメリカの国も含まれていないことを指摘。「正当性と実効性に大きく影響している」とし、「常任理事国と非常任理事国(現在は10カ国)の数を増やし、今日の世界の現実に合う形にすることが不可欠だ」と訴えた。「国際法に違反する超大国の行動がある」 常任、非常任の15カ国から…